思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

北斗の拳 ラオウ激闘の章

☆☆☆★

トキとの決着が終わって、南斗五車星との戦いから、ケンシロウラオウの決着という、このマンガ最高潮の部分だ。今回、平野俊弘監督であることを今更ながら知った(^^;) 「らしさ」は全然わからなかったけど。
作画が、緻密な描き込みのマンガがそのまま動いている、というのがウリなのだが、実は荒れているカットもちょくちょくある。もちろん、ケンシロウラオウの決めのアップには力が入っているが。
70年代後半生まれとしては、バトルアニメの最高峰と言ってかごんではない、神谷&内海さんの圧倒的な声優演技が刷り込まれているので、まともに比較するとダメアニメなのだが、頭を真っ白にして臨めば、なんとか気にならないところまではいける。でも、ユリアはダメだった。クライマックス前後の、盛り上がるところで出てくるし、余計にノイズになる。エンドクレジットを見ると、石田ゆり子が担当(そういえば、テレビ版も山本「百合子」じゃなかったっけ??)。石田ゆり子じたいは好きだけど、アニメ声優はやっちゃダメだね(´Д`)