教育問題をテーマにしつつも、小室先生のこと、はるかシナの古代国家にまで話が淵源を探る。
「「革命」とは、「天が天子の任命を革(か)える」という意味」
「入試の不合格、失業、破産・・・・・・。
蹉跌、挫折は、いたる所でひとをまち構えている。これが資本主義の常である。
そのとき、自殺するようではどうしようもない。失望、落胆して精神障害になっては困る。ストレスがきわまって死ぬ人も多い。
「自分よりずっとわるい状況下でも、そんなこと気にも止めないで、平然として最善をつくした人」その例がすぐに頭に浮んだ人は助かる。どんな精神療法よりも効果がある。
教育の目的は、そのような人の例を教えることではないか。」