長谷川早苗:訳/星野響:構成
☆☆★
興陽館
名言集とその解説、というのはよくあるが、本書はそもそもどういう編成なのかよくわからない。
左ページの解説も、アドラーの文章なのか、どちらかの著者のものか、はたまた編集部によるのかも不明だし。
「わたしたちは人類の発展に貢献できたときのみ永遠の価値を得る」
だいたいは類書で知っていることだったので、控えとくような内容はこれくらいかな。人類というのがデカ過ぎるなら、日本、地域、ギリギリ自分の所属する組織(ちょくちょく、組織ぐるみで独善的な場合もあるので)、くらいにスケールダウンしてみるとしっくり来るかも。