思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

デューン(再)

☆☆☆☆

ビルヌーヴ版を劇場以来の再見。室内•屋外を問わず、ワイドショットを多用したスケール感がポイント。この場のスケール感とは、舞台の広大さもそうだが、予算の規模、というニュアンスが強い。
割と大きめのテレビで観ても、劇場の解像度では感じられた衣装の質感とかが失われて、異世界への没入感がだいぶ失われた。
劇場公開時の感想でも書いたかかもしれないが、日本人にとっては、ダンカンって名前のキャラがいると、ビートたけしの(モノマネの)ギャグがその名前を呼ばれるたびによぎるのがノイズになるんだよなぁ……。
あと、ポリコレ要素でしかないはずの黒人キャストが、砂の惑星イコールアフリカの連想から、不自然に感じないのはラッキーかも。