思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

『スケールアヴィエーション 2011年11月号』
☆☆☆☆★

ハウツービルドシリーズ。ハセガワのフランカー33だ。講師はフランカー大好き岡プロ。ハウツー企画は、下手な私でも作った気になれるのが楽しい。
「すり合わせは、一回削ったら仮組み」や「キャノピーのマスキングは、細切りにしたテープを貼ってから全体を覆う」「サフレスの場合はアルコールでパーツを拭く」「シルバリングしたら、セッターを上から垂らしてからカッターでつつく」などのコツが満載。ミサイルのフィンをプラ板で新造とかはレベル高過ぎやけど(´д`)
模型とは直接関係ないけど、フランカー人気の立役者である、ゲーム『エースコンバット』シリーズ開発者インタビューも面白い。
クレジット長井氏のお手軽モデリングコーナーは、ハインド。なんとタミヤ製でも72だと千円以下なんやね〜。これは私も買い、かも。
あちこちの文言で、ワリヤーグの中国名前があれこれ推測されていたり、時代を感じさせる。
今号では、製作途中記事に冷淡な同誌においては極めて珍しく、なんとハウツー企画二本立て!
巻中企画のそれはロシアつながりでフォックスバット。岡プロとは対照的に、レア物まで含めてアフターパーツ使いまくり。
単行本のほうで先に読んでいたけど。松本氏のロシア複葉機イリヤー・ムーロメツ、ローガン梅本氏の雷電も面白い。複葉機のほうは、張り線が大変過ぎて参考にならないけど。
製作途中記事に冷淡、という証左が円形劇場やね┐(´д`)┌