☆☆☆★
大山のぶ代時代の映画だが、全然知らない／記憶になかった。
未来の宇宙ツアーのミステリートレインのデザインは、怒られる／訴えられるんじゃないか、というくらい『銀河鉄道999』のパクリ。ミステリートレインとして、惑星を舞台にした遊園地に行く話だ。
列車内部が四次元的に、外見の数倍のサイズ、という設定は必要だったのだろうか。改めて考えたら、ドラえもん世界なら、入り口にスモールライトがある、ってことと変わりないよなぁ……。
のび太が射撃の達人、という数少ない特技がいかんなく発揮されたお話。
敵が四次元結界ともいうべき謎兵器で、どこでもドアどころか四次元ポケットすら無効にする、というなかなかのピンチもあるが、そこは列車内だけで、割とあっさり突破する。
クライマックス前には、コメディ担当のサブプロットかと思われた忍者惑星での忍法アイテムが再度活用される、ラスボスに対しては、のび太の射撃や誘き出す作戦など、脚本がよくできているんだよなぁ。
エンディング歌は、メチャクチャショボいのだが、シリーズ伝統の海援隊だった。単に歳のせいなのか？
