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言わずと知れた、東日本大震災での福島原電の事故収束に紛争した職員たちの奮闘いや、文字通り死闘を描いた門田隆将氏のノンフィクションを原作にした方角。
良くも悪くもテレビだったかの青山繁晴氏の解説や、ネットの『虎ノ門ニュース』とかで門田氏ほかが語っていた内容そのままなので、そのビジュアル的な確認、という感じだった。
津波の映像も、邦画にしては頑張っていた。しかし本作に関してはパニック映画のお約束を映画としての盛り上がりだと楽しんでいられないのが難しいところ。ドキュメンタリーではないが、限りなくそれに近いエンタメ、という位置付けかな?