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茅嶋康太郎『過労死にならないためにできること　会社や仕事につぶされない働き方・休み方』を読む

印象に残ったところ

「職場で無防備に人を「信用」してはいけません。　「信用」とは、裏付けや根拠があるから信じること。　「信頼」とは、裏付けや根拠がなくても信じること。　裏付けや根拠は過去のもので将来を保証するものではありません。「信用」は裏切られるリスクを伴うことを知るべきです。　対して「信頼」は根拠もないのに信じるわけですから、もし裏切られた時には「ああ、信頼していたのに信頼すべき人ではなかったんだな」と思えばいいわけです。」

「追い込まれて具合が悪くなりそうな時は、自分にどう言い訳をつけるか、自己否定をせず、自分の気持ちを守ることが大事なのです。　自分に厳しく、一生懸命がんばる、出世を目指す、周りからも評価されて褒められ、自己実現を図るーーこれは､心が元気な時にしかできないことなのです。弱っている時にはどう自分の心を守るかが第一です。」