思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

平木典子『アサーション入門』を読む

印象に残ったところ

アサーションとは(略)「自他尊重の自己表現」(略)「自分も相手(他者)も大切にする自己表現」という意味です。(略)
英和辞書を引くと(略)「主張」「断言」(略)などと訳されています。このような訳語には「一方的な主張」というニュアンスが感じられ、カウンセリングの専門家が使う「アサーション」とはかけ離れた意味」
という子とですが、著者がオリジナリティをアピールするための新語。何のことはない「人間関係をうまくする会話/意志疎通のコツ」「良質のコミュニケーション」のことに過ぎない。


「三つのポイント(略)
1 自分の思いを確かめる(自分は、どうしたいのか)。
2 事実や状況を共有する(相手と、分かち合う必要がある事実はないか)。
3 提案は具体的に述べる(とりあえず、1つ提案をしてみよう)。」

「子どもたちに教えるとき、「ドラえもん」(略)静香ちゃんだったらどうするだろうと問いかけるのです」

「失敗しないように自分の言いたいことを押し殺して、ストレスを溜めるのではなく、小さな失敗を許し合う関係をつくることが、自然なコミュニケーションを育んでいくことになり」