思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

エイドリアン・ゴスティック&チェスター・エルトン『ニンジンの法則』

著者は
「社員数百人の企業から数万人の企業まで、われわれが知っている多くの組織」
を元にして書いてあるそうな。数人〜数十人の組織についてはそのまま当てはまらないこともあるような気がしますが…。


「リーダーシップの4つの基本とは…
●目標設定
●コミュニケーション
●信頼構築
●責任感を持たせる」

「トップがやるべきことは、会社の目標を社員に伝え、達成する意欲を持たせることである。」

自己実現を追求している社員は最高を目指して努力し、自分の最大限の可能性を発揮する。(略)マズロー欲求段階説のピラミッドに当てはめてみよう。一番下の段は公平な給与と諸手当。次の段は意欲につながる成功体験になる。仕事をどう感じるかだ。その上の段にレコグニションがきて、最上段が社員の自己実現となる。」

「満足している社員は、現在の給与、諸手当、職場の雰囲気に文句はない。不満がないから、自主性を発揮したり成果を上げたりして現状を変えようとは思わないかもしれない。」

「ニンジン文化の創造を阻む最大の障害は社員ではない。空疎な価値観だ。中身のない価値観に、いったい誰がほれ込むだろう。」

「ニンジン文化を育てている組織は(略)リストは短く簡潔にし、それに貢献する社員の行動を認め、褒めることによって、会社の価値観と目標を促進しているのである。」

「褒めることと教えることを一緒にやってはいけない。(略)最初に褒めておいて、そのあとで改善すべきところを指摘するのは逆効果だ。社員の方は、褒められたことより注意されたことだけが記憶に残る。」

「社員のモチベーションを引き出すレコグニションの仕方(略)は2つしかない。1つは本人に賞品を選ばせる方法(略)。もう一つの方法は、マネージャーがそれぞれ自分の部下のことを知り、彼らが価値をおいているものを把握することだ。」