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『28日後……』
☆☆☆★

事前情報ほとんどなく見た。最初は『地球最後の男』かと思ったら、ゾンビもの。
最初は一人で、人間の仲間が少しずつ増えて行くあたりなど、『アイアムアヒーロー』とよく似ている。
目が覚めたら、病院内はもちろん、町にもひとっこひとりひない。その割にはゾンビたちも夜または雨などの日の光がない時に､数人単位で沸いてくるだけ。基本的に低予算なのだろう。画質もHDで見るとボケている。イギリスの20世紀のテレビ映画？
もっとも気になったのが、主人公の男性の若者に感情移入できないこと。表情が読めず、何を考えているか分からないのだ。欧米人なら読み取れるのかな？(´д｀)
敢えてやっているのだと思うが、終盤には返り血と上半身裸になるので、ゾンビにしか見えない。このままだと、ゾンビに間違えて殺されて終わりかと思った。実はそうやってヒロインに殴られるという場面があるだけに残念。
ラストは、町の外部の飛行機に救助される直前で終わる。
これって結局『ミスト』に代表される、「ある限定されたエリアだけが、壊滅的な状態になる」ということなので、絶望的状況という度合が下がっているのが残念。
ゾンビになる原因も全く説明されないし。イントロの猿云々は、経過説明に過ぎないし。まあ『アイアムアヒーロー』もそうだったし、ゾンビ映画はそういうものかな。

28日後… [Blu-ray] 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2013-10-02