『乙女戦争(6)』
☆☆☆★
冬の戦い。トルコとモンゴルじんの混血のようなクマン奇兵隊が参戦し、多くの少女たちが捕虜(こういうのを性奴隷というのだ)に取られた。
ジシュカも敵の皇后を捕虜雨にするも、味方から逸れる、という絶体絶命の状況。
しかし、ジシュカって、マンガの主人公としては、ありえないほどの狡猾なキャラだよなあ……。ダーティー・ヒーロースレスレというか……。
乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ(6) (アクションコミックス(月刊アクション)) 大西 巷一 双葉社 2016-05-12 |
『乙女戦争(5)』
☆☆☆★
アダム派なる全裸かつ乱交派(まるで日本の立川派みたいな)に取り込まれたガブリエラとシャールカとのエピソードが中心。
乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ : 5 (アクションコミックス) 大西巷一 双葉社 2015-11-12 |
『貞子3D2』☆★
どうでもいいが、タイトルに「3」とか「2」とかややこしいことこのうえない……(『貞子3D2 2Dバージョン』とか、もう何が何やら)。
主人公は石原さとみから、瀧本美織に変更。かと思いきや、石原さとみからも最後にゲスト的に登場した。
『リング』3部作からのファンとしては、貞子が完全に悪の元凶(悪霊)みたいな扱いになっているのも、もう諦めムードだが…。
呪いの動画、というのも笑ってしまうなぁ……。特に今回は、前回に設定を説明した、ということなのか、本作では何の説明もない。そもそも、動画を見るでもなく、ラインをやってたりすると唐突に画面が乱れたり、もう設定すらおかしくなっている。
映画としてみれば、まず現実ではありえないくらい、夜だけでなく、真昼間なのにやたら暗い部屋ばかり。いくらホラーだからって、安直に過ぎる。
また、気がおかしくなっている表現なのか、はたまた、過去のトラウマのせいなのか、幻視がやたら多いのが問題。何が起こってもおかしくないし、何があったも、元に戻るんでしょ?と、内容にのめり込めないのでは?
いわゆる、意外な犯人なのかもしれないが、刑事が一人で捜査(うろついてるだけ?)していて、最後に石原さとみを銃殺するのも唐突に過ぎる。
ここでもそうだが、いきなり何もないところから井戸が生えてくる(!)のも、ギャグにしか見えないし。
貞子3D2 2Dバージョン & スマ4D(スマホ連動版)DVD(期間限定出荷) KADOKAWA / 角川書店 2014-02-28 |