『35分の1スケールの迷宮物語』
☆☆☆☆
メインは、作者と田宮MMシリーズとの関わりを描いたイラストエッセイ(マンガ)だが、脱線も度々。
面白いのが、小さい時のプラモ作りを振り返る、エッセイマンガとしての側面だ。パーツを手でもいだり、人形の顔が悲惨なことになったり、塗料瓶をこぼしたりと、男の子なら誰もが「そうそう…!」と懐かしく相槌を打つようなネタのオンパレード。
なおかつ、八十年以前の生まれなら、登場する様々なアイテムにも、見覚えのあるものばかりで懐かしい。レベルカラーがドイツレベルと無関係(グンゼ産業のオリジナル)だなんて初めて知った(^_^;)
35分の1スケールの迷宮物語 モリナガ・ヨウ 大日本絵画 2003-12 |