思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

柴沼俊一『残業ゼロで10倍成果を出す仕事術 コンサル頭で仕事は定時で片付けなさい!』を読む

「あれこれ考えるより片っ端からやるほうが早いということは決してありません。やらなくていいことは、あえてやらなくていいのです。(略)結局最後に時間が足りなくなるのは、重要な部分から始めていないからです。分解して、優先順位をつけられていないということです。」
「データ収集する前に自分の頭で仮説を立てる(略)
立てた仮説を確認する
なぜその仮説だと都合がいいのかを考える
その仮説をどこまで証明すると納得してもらえるのかを考える」

「緊急度が高くて重要度の低い仕事よりも、緊急度は低いけ5重要度の高い仕事のほうが優先順位は高い。」


石田淳『会社の目標を絶対に達成する「仕組み」の作り方』を読む

同じ著者の『短期間で組織が変わる行動科学マネジメント』とほぼ同じ内容。


「あくまでも会社の目的は「(社員が)結果に結びつく望ましい行動を増やすこと」、あるいは「無駄な行動を減らすこと」です。行動が増えているか、増えていないかを、必ず確認する必要があるのです。」

「やり方を教える際の3つのポイント(略)
1ステップ作り……具体的な行動が示されたマニュアルの作成
2ピンポイント行動が増えているかの確認……チェックシート
3反復トレーニング……系統的脱感作法で、サブゴールを定めて「ちょっとずつ」」

「もし社員に顧客とのコミュニケーションの機会を習慣とさせたいならば、お客様とコミュニケーションを取った直後に、その行動を評価することが大事です。」

「「顧客に必要とされている理由……それをどう強化していくか?」(略)他社よりもきめ細やかなサービスが顧客に必要とされている理由であるならば、それを強化するために繰り返すべき行動は何か(略)分解するのです。」