神吉直人『小さな会社でぼくは育つ』を読む
印象に残ったところ
「当たり前のことを六割の人がおこなっていれば、その企業は優良企業である」
「良品計画の松井忠三(現:名誉顧問)は(略)例えば「朝の挨拶」。「きちんと挨拶しよう!」とポスターを貼るぐらいではやっていないに等しい。私は、本社で毎朝、3人の管理職が玄関で迎える運動を始めた。」
「「小さなことだから気にするな」と言っていいのは周りの人間だけであって、本人は、小さなところにこそ本質がある、これは重大なことである、真摯に受け止めることが必要です。」
「仮に仕事で大きな成功を収めることができないとしても、利他的な行動を自発的におこなっていれば、仕事に対して満足感を抱くことができるかもしれないのです」
「仕事を降ることは、任せることです。(略)1つは(略)のうりょくへの信頼です。(略)もう1つは、その後輩が「やります」と言ったことを本当に実行する気概を持っているという、相手の意図への信頼です。(略)信頼を2つに分けて捉えることの利点は、もしどちらかが欠けていたとしても、仕事をパスした後のフォローやケアの仕方をそれぞれに応じて具体的に考えることができるという点にあります。」