思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

吉山勇樹『残業ゼロ!チームの成果を3倍UPする 課長のダンドリ・リーダー術』

「個人の場合は難易度は低く、効果の大きい部分に着眼し、進めることが求められる。が、チーム全体では、難易度は高いが、効果が見込める仕事があれば、そこに対し、チャレンジングな目標を掲げ、取り組むことが求められる。」

「個々人に作業を割り振ってアウトプットは結局のところ、足し算なのです。1つ1つの仕事をパッチワークし、つぎはぎを合わせた成果が最終的に出てきます。 一方で、個別に得意な領域の仕事に特化して取り組めれば、より効率的に早く仕事を進めることができるでしょう。」

『なぜ人を殺してはいけないのか?』永井均小泉義之河出書房新社
ちょっと抽象的すぎるかな…。ま、哲学ってそんなもんなんだろうか。
結論的には否定されている、社会論的な結論で充分だと思うけど。

佐々木正悟『チームのやる気を高める「すごい!」手法』

「「手っ取り早くやる気にさせる方法」が、上司がリラックスするということなのである。」

「睡眠不足はストレスで身を滅ぼす、確実な最短ルートだ。(略)ストレスに悩んでいる人には、睡眠を多くとらせること。それだけでも、自然とやる気がみなぎってくる。」

「ふだんよりも部下のミスが増えたときなどに、「たるんでいる」と他人は考えがちだが、「緊張しすぎている」と疑ってみることも同じくらい意味がある。」

「部下が仕事にやりがいを感じるためには、選択の余地を持つということも大切だ。(略)自分の意志と決断で行動を起こし、その結果成功したと感じることを好むのである。」

「「やる気のない者にはペナルティを与えるしかないし、それが唯一にして最善の方法だ」というのは、誤解なのである。」