『「超ネット社外」で絶対成功する脳と心のつくり方』苫米地英人
「グーグルが中国に展開したとき、中国によるコンピュータ・ネットワーク上の検閲が問題視されましたが、私から言わせれば「中国の方がまだ良心的」です。中国は検閲をしていますが、グーグルもしています。ただし、中国は検閲していることを堂々と公表していますが、グーグルは公にしていません。それなのにグーグルは「中国の検閲は問題だ」と指摘しています。(略)アメリカのナンバー1諜報機関は、CIAではなく、グーグルに移り変わっているのです」
確か他の人が書いていたが、ということは当然、グーグルにも権力の手が回っていると考えないほうがおかしい。
「ネット空間に存在する膨大な文字情報と接するとき、
・一次情報に接する
・マスメディアは見ない
・匿名情報は読まない
・検索エンジンに頼らない
という4つのポイントを徹底していただくだけでも、あなたは超ネット社外に潜む洗脳のリスクから自らの身を守ることができ」
『その検索はやめなさい』苫米地英人
☆☆☆
例によって百パーセント信用はしないが、当然役に立つところもある。
まず、検索にはキーワードを分割すると意外な関連性が見えてくる。さらになるべく多くの検索ワードを打ち込んで絞り込む。
さらにそれ以前に脳内でいろいろな出来事に関連性を見つける習慣をつける。
日本の(本書では殆ど触れていないが)テレビや新聞はネット社外では役に立たないので、CNNなど海外ニュースサイトのツィッターに登録しておけば最新のまともなジャーナリスト(それに比して日本の新聞記者は社≒広告主の意見に逆らえないサラリーマン)のニュースがただで分かる。