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『「できない人」の育て方　辞めさせ方』谷所健一郎（Ｃ＆R研究所）

「「できる人」に育てるためには、社内の人間関係を良好に保ち、人を育てる大切さを全社員が共有して持たなければならない。」

「仕事は、達成したときの満足感、充実感が、次の仕事への意欲になる。」

「特に「できない人」は、４回褒めて１回叱る」

「女性の部下に結論だけ述べてもモチベーションは上がらない。（略）男性社員から女性社員に説明するとき、論理立てて相手が納得するように説明しなければ、女性は仕事に疑問を持ち、思うような結果を出さないことがある。」

「能力が満たない社員に対しては、退職勧奨を行うほうがベターである。結果として辞めてもらう方向に持っていくが、退職を強要してはならない。今後在籍していても能力が不足していて、やりがいを見い出せる職務ではないという理由を説明し、先方との合意のもとで辞めてもらう。この場合、退職勧奨は会社都合による退職のため、失業給付金支給までの期間も早まることを説明しよう。そして解雇と比較をして、あくまでも自主的に退職するので、今後の転職活動に及ぼす影響が少ないことを説明する。」