思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

『パシフィックリム』
感想覚え書き。
サントラ。
エンディングは歌ものだが、劇伴のメインテーマでもあり、レコード会社のタイアップではないのが◎ほんと言えば、エンドロール前(香港マフィアのボスが出てくる前)までが最高。
菊地凛子はちょっと女々し過ぎる。が、回想シーンでずっと泣いてことと合わせると整合性はあるのかも(^_^;)
イェーガーのデザインはストライカーが一番まし。ロシアのやつは『アヴァロン』のツィタデルのオマージュかも(厳密にはポーランドだから、押井オマージュ?)
中盤クライマックス(これで終わりかと思った)は平成ガメラのオマージュか。
愛すべきバカ映画か。よくこんな企画が通って、日本で大々的に公開されることができたなぁ…。
映像は巨大感、迫力、リアルさも文句のつけどころがない。比較すると、日本のミニチュア特撮は、破壊カットで破片が落ちる速度がゆっくりだ。
逆に、日本ミニチュア特撮の良さ(味というべきで、以前から主張している、文楽的な見立ての美学)も考え直させられたり。