思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

よくも悪くも、こんな中身のないバカ話は久しぶりだ。
徹底的に言葉遊びに過ぎず、ミステリのようなどんでん返しがあるわけでもない。
ある意味ゴミだとも言え、何度投げつけようかと思ったことか…。
まだ蘇部健一清涼院流水の近年のミステリのほうがまだストーリーがあるだけましに思えてくる。
まだクソ真面目にバカ話を書いているところが評価できるので、そういうヨタ話(タモリがたまにするような?)が好きな人は楽しめるかも。

後藤さんのこと (想像力の文学)後藤さんのこと (想像力の文学)
円城 塔

早川書房 2010-01-07