思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

轟轟戦隊ボウケンジャー

毎回毎回面白い!(^_^;)
今回は演技ヘタヘタなシズカだし、ちょっと平凡な回かと思ったら、ピンクエピソードということもあって予想以上に良かった。
ハーメルンの笛で操られるというネタは、たぶん過去の特撮もので数限りなくやってこられたであろう設定だろう。
笛の音色じたいもしっかりと良いメロディーになっていた。各所に流れる曲と同じく、作曲者の力の入れようとセンスが分かる。もう1つの曲とはメロディーを変えているのも凄い。もう1つの笛が解除用だから、メロディーを逆にしたのかな、と思ったけど、よく分からなかった。
基本的にクールなキャラは好きなので、ブラックとかじゃなく、末永遙がその役柄っていうのがナイス(^_^;)
冒頭の、落ちたブルーとブラックに駆け寄るよりもプレシャスの保護を優先させるとか、ハーメルンの笛の能力が未知数の内は、子供の救出よりも待機するとか。
結局操られたイエロー、ブルー、ブラックと戦うハメになる。イエローだけは洗脳を解除できたが、レッドは重傷を負う。アクセルラーも壊されたのでそれまで変身できない。
ここで自衛隊の特殊部隊にいたというピンクの設定が活かされ、生身で(メンバーというより子供達を)救出に向かう。防弾チョッキにライフル二丁、という出で立ちだが、やっぱりこういう作品だけあって、薬莢や反動は無視されてたのが残念。子供は気にならないのかなぁ…?
ダウン派の私だが、ポニーテールの末永遙もイイ(*^_^*)やっぱり美人はどんな髪型でも似合うんやなぁ…。
いつも思うが、悪のみなさんは、人殺しは好きじゃないのだろうか?せっかく思い通りに操れるボウケンジャー2人を手に入れたのに、なんで監禁するだけで殺さないのか…。案の定奪還されちゃったし。
ドラゴンボールみたいに7つ集めたハーメルンの笛で作られた子供の命の玉。何かが起こる前に救出されたので能力は分からないまま。怪物が出てから子供だけ無事に戻ってくるよりリアルで良い。
ドリルヘッドを使うのがピンクだったので、ピンクエピソードだと分かったくらい、今回はメンバー全員の役割分担、描きわけが巧く行っていた。レッドのピンクに対するスタンスもいいなぁ…。リーダーではあるけど、部下の能力にはそれぞれ一目置いている、という。
最後に変身解除したレッドがしっかり頭に包帯を巻いていたのもつじつまが合っていて良し。
ロボ戦シーンは、スーパーダイボウケンがデフォルトになったのが残念。以前のように敵に合わせて変えてほしかったなぁ…。まあ尺の関係のほうが大きいのかもしれないが、ほとんど瞬殺だったので、力関係の表現バランスは壊れていないが。