思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

轟轟戦隊ボウケンジャー

いいとこと悪いとこが同居する、なんとも複雑なエピソード。
まず文句から。
ブルーとピンク、服装だけはガードマンに変装しても、アクセルラーくらいは持ってるでしょ?さっさと変身してサバイバスターでカメラ=レーザーを打ち壊せば簡単なのに…。そうそう、カメラからレーザーが出るのも笑えた。カメラに偽装して武装してるなんて、なんちゅう研究所や…。シズカと所員の会話から、ヤバい武器も作ってるような所なのは推測できるがそれにしても…。
コンピュータがベースのツクモガミだから、弱いってのがそれらしいってもんでしょ?今回はドラマベースだから、ダイボイジャーではなく素のダイボウケンでサクっと片付けて欲しかった。ホントは巨大化すらいらなかったと思うが。
ダイボイジャー、雑誌を読んでデカいのが分かって驚いた。画面では大してデカそうには思わなかったから。特に今回は全くそんな感じがしない。俯瞰気味のアングルで撮ってたからかもしれない。特にレッドが迎えに来たカットなんか、ほとんどトラックレベル。あれだけデカいなら、ビルの屋上くらいからの俯瞰じゃないとダメでしょ?まあ、そんな大きなクレーン(を使う金)がなかっただけなのかもしれないが。

次に良かったところ。
ダークシャドウのプレシャス両面取引と見せかけた時間差の3番目の取引じたいなかなかのものなのに、それを探知して(どうやって??)売人に変相してプレシャスを奪取したチーフ。その前に鏡をとっくり眺める明石(実は牧野さん)が伏線になってたのだ。表情もかたかったし。
『007』か『ルパン3世』みたいに顔をベリっとやるのが楽しい。
末永遙ファンとしては、ひさしぶりのポニーテールと、初の完全に髪を下ろした姿が見られただけでも眼福もののエピソードと言える(*^_^*)
てっきり明石が駆けつけると思いきや、牧野さんがいるままで変身シーンに突入。牧野さんにも変身してほしかったところだが(^^;)、そこまでは無理か…。でも、決めポーズの後でボウケンジャーマークに牧野さんがしがみつくサービス(お遊び)エフェクトが…。
で、シルバーの「オレ、今回は完全にいいとこなし決定かよ」とか、かなりお遊びも入ったエピソードであることが分かる。