第15話「島の女」
柴田父娘が毎回絡んでくるようになった。今回にしても契約は済んでいて、骨女や一目連なんかが閻魔あいと共にターゲットをマークしている。柴田の聞き込みを邪魔したりと、茶目っ気なのか実用なのかよくわからない行動を取っている。
今回のターゲットは、島から恋人共に抜けようとする義理の娘。で、その義母が、恋人を殺そうとする、という内容だ。
恋人と相談して紐を引こうとするところを柴田が説得する。ここまで見て思ったのが、まだ出ていないパターンとして、柴田が契約履行を止めたために、あるいは止めなくても、ターゲットが紐を引かなかったために死んでしまう(他殺or自殺)というケースだ。今回なんかも終盤で実際義母に殺される寸前まで行き、そうなっていてもおかしくなかった。
死んだ実の母とは姉妹なので、実は入れ替わっていて、死んだのは本当の姉(逆だったかな?)のほう、というパターンも考えたのだが、実際は二重(疑似?)人格だった。
今回最大のツッコミは、終盤でターゲットが義母が殺した妹の骸骨に話しかけている声を聞くシーン。玄関にいたのに、入り口の戸が少し開いていたとはいえ、さらに蔵の地下にあるふつうの話し声が聞こえるわけがない!
今話は、ひさしぶりに作画がごく一部を除いて良かったこと。1話ほど完璧ではない、好みから言うと若干目が大きいバランスではあったが。