思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

ロスト・イン・ザ・サン 偽りの絆


☆☆★

主人公のおじさんは、少年を車に乗せて、叔母の家まで送り届ける、ロードムービー。スタローンの『オーバー・ザ・トップ』みたいな話だ。
主人公が意外と悪い男で、強盗とかを躊躇なくやらかす。このへんは『テルマ&ルイーズ』みたいでもある。
地味な話で、ジャンル映画好きには、これと言って刺さる部分はなかったが、感動系が好きな人なら、それなりに良しとするかな。
少年のほうは、割と誰もが感情移入できそうな、良い子だし。
劇伴もよくできていて、何回か出てくる拍手を使った曲には疑問を持ったものの、クライマックスにはバイオリンを変わった奏法で鳴らしたりと、良くも悪くも印象に残った。