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SF映画みたいなタイトルだが、現代劇。イーストウッド演じるやさぐれ刑事が、ラスベガスである女の誤送任務に赴く。その女は護送を拒否する。自らが送り届けられないことに、50倍の賭け金がつけられているというのだ。
はっきり言って、全然ダメ。パニック状態で、逃げることしか考えていない女が、ラストに死にかけのイーストウッドに「愛し
てる」って、お前は色情狂か？ と言いたくなる。まあ、売春婦なんだけど(´Д｀)
これが、スタローンとか、シュワちゃんならいいのだが、私的にはイーストウッドにマッチョなイメージがないんだよなぁ……。『クライ・マッチョ』って映画もあったけど。
というか、そもそも、ストーリーは『コブラ』とほぼ一緒。あっちのほうが私にとっては、はるかに見られた映画だった。
ラストの、バスが蜂の巣になるシーンが本作の代名詞なのだろうが、警察署の全員以上の人が、ビルの上や、道から銃を乱射するのも、リアリティゼロやろ。ほとんど『マトリックス・レボリューションズ』。
