思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

スピーシーズ3


☆☆☆★

ルックがテレビ映画っぽい。黒に深みがないというか、単純に撮影に金がかかってないというか。
主人公は、大学生ながら、学生企業で、なんと核融合のトカマク炉を運用している、というトンデモ設定。それに対する大学からの資金が打ち切られるということで、実験でエイリアンを作った教授に協力することになる。
どこからともなくエイリアンたちがやってきて、混合種は免疫不全で死んで、解剖シーンの特殊造型はみどころ。
そもそも、なんで軍事機密だったはずのエイリアンのDNAが、あちこちに広まっているのがよく分からないのだが……。
2人の女エイリアンが対決し、最後はトカマク炉におっこちることになる(要は『スターウォーズ』の皇帝の最期で、これをやりたいだけのために、学生が核融合炉を作った、という無茶な設定にしたんだろう)。
延々とあらすじを書いたのは、書いておかないと、何作目なのか区別できないだろうから(^^;)
と、ここまで書いてさっそく、続けて観た『4』とごっちゃになってた(^^;) プレイメイト女教授は、『4』で、本作は、シリーズでは例外的な、割と可愛い系の女だった。
一旦、蛹になるところが、造型的な見どころ。あとは、珍しい、ダークグリーンみたいな色のフェラーリが出てくる。
エイリアンじたいの造型は、デザインも含めてイマイチだったのか、最後まで暗いシーンにしか出てこない。ライトも当たらないし。