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「植物が意志を持って襲ってくる」という設定に惹かれて観たのだが、なんのことはない、ただの低予算パニックもの。未見だが、評判の低い『ドラゴンヘッド』とかがこんな感じなのかなあ、と思ったり。原題は、簡体字が読めなかったが、『アフター•アース』的なこと？ 英語タイトルは同じ『RESTART EARTH』だったが。
主人公の娘は、セリフの7割が「パパ」という、楽なお仕事(´Д｀)
植物が襲って来る、といっても、ビジュアルは完全にCGのヘビ型モンスター。顔は、どこかで見た寛治なんだけどなぁ……と観ながら悶々としていたが、今ようやく思い出した。『ガメラ３』のイリスだ。
地球全体を超巨大植物の根がプロミネンスみたいに出入りするのは、『Gガンダム』のデビルガンダムみたい。それと、アナコンダサイズのモンスタータイプとで、その中間のサイズをうまく演出できていないのが残念。『ヘルボーイ２』の植物怪獣もしくは、『指輪物語』のエント、もしかしたら、ビオランテのアップデート版が見られるかも、とちょっと期待したのだが……。
ストーリーは、まあテキトーで、というか、たいての「邦画大作」や、アメリカのテレビ映画はこんな感じ。閉鎖空間である通路の手榴弾が爆発して、持った人の身体が木っ端微塵になったのに、数メートル先の主人公たちが、少しススがついただけとか、まさに邦画テイスト(´Д｀)
『エイリアン２』のオマージュというか、パクリか、というところなど、百分くらいとコンパクトなので、Ｂ／C級映画に徹した、次々に展開する構成だけは評価できる。
抗体を打ったら、みるみる巨大樹木が縮んでゆくご都合主義は、戦隊ものや『プリキュア』なんかでよくみる、子供向け番組と同レベルのご都合主義。
