思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

『エイリアン・スカイコマンド』
☆☆

タイトルを見ただけで、「絶対そうだ」と思いつつ、最初の1分で「やっぱりZ級だ」と分かりながら、それでも何かしら光るものがないかと見てしまう、アメリカのテレビ映画。
とにかく軍事基地はどこかの倉庫の壁だけを写し、作戦室にはパソコンとヘッドフォンしかない低予算っぷり。一応F16は軍事映像ライブラリから使っているだけまし、とすべきか(^_^;) 映画オリジナルのカットはCGだが、これがショボい。プレデター(モンスターじゃなくて無人飛行機の方)は結構見られるので、透明なキャノピーのレンダリング精度(後ろの透けや曲率表現)がそう感じさせるのかな。
エイリアンと言いつつ、ほぼドラゴンなそれは、妙にツヤツヤしていて、ちっとも怖そうではない。
裸眼ではぼやけるほど早く見えるが、遠隔操作用のヘルメットをかぶると幻惑されない、という設定が面白いかも(ご都合主義?)。
主人公たちが『ガンダム サンダーボルト』よろしく、障害者部隊というのは普通に面白い。
無条件で良かったのは、プレデターの4機くらいの編隊飛行のシーンくらい。