思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

『シード・オブ・デストラクション』

☆★

最初の5分で、出来が予測できるのがFOXテレビだ、というのをようやく気がついた(^^;)
映画会社のFOXが作った映画をケーブルテレビでやってるんじゃなくて、映画会社の子会社が作ったテレビ用スペシャルドラマばっかりやってるのがこのケーブルテレビチャンネルだったんだね(´Д`)
科学者が密かに開発中の植物の種がある組織に密売されようとして、アクシデントで、その種が落下(しただけ(´Д`) 土に埋められたわけでも、水をやったわけでもない!(@_@)、怪物植物として暴走して郊外から都市部へ被害が広がるのをどうやって食い止めるか、という話。
見所は、ボンクラ中学生が書いたような脚本を除けば、テレビレベルのCG、意外と良くできたF 16のミサイル攻撃シーンだ(もしかせて実写に合成したのかと思ったくらい)。
全ての元凶たる種は、エデンの園にあった種、という中2秒的設定はどうでも良く、完全にモンスター扱い(´Д`) 人間に迫る速度も、ほぼビオランテなみ。最後は爆破を試みるのだが、そのへんも怪獣映画たる『ガメラ2』の札幌を想起せざるを得ない。同作はもちろん、普通のSF映画なら、根やツタの暴走は序盤から中盤の掴みなのだが、本作では爆破が成功したらめでたしめでたし、なのだ!(@_@) 同レベルである中2頭で考えても、花が咲き、種が地球全土にばら撒かれるのを阻止、的な展開になるでしょ?(´Д`)
その後、枯れた植物に中和剤みたいなのをかけると、細いツタと花が咲く、という『ゴジラKOM』にも負けない御都合主義(@_@)