☆☆☆★
色の力が暴走して、モンスターというか、ミニ怪獣化した刑事。なんとか暴走を止めつつ、元に戻そうとする、定番の展開。
ある種、『シン・ウルトラマン』のゼットン的な形態なので、半分カラーとは言え、どの部分なのかわかりづらいのは、作者の特質（欠点？）なのか？
ここで終わるかと思ったが、映画で言うなら、中盤の見せ場的なイベントだったらしく、事態は収束して、まだ続く。
いわゆるセカンド・インパクト的なマーシ・パルスの前後を、主人公の回顧談という形で描く。でもまあ、災厄前に強化外骨格をまとっていたから、それが一体化してそれ（と色のエネルギー）なしでは生きられなくなった、という、わざわざ描かなくても相続通りやわ！？ という内容ではある(^^;)
１巻最初に出てきた喫茶店のおばちゃんが再登場したり、終結への風呂敷畳みなのか、第一部完結で、そのまま終わるのかはたまた第二部へ移行するのか、という雰囲気。
ただ、ちょっと私的に先への期待（または世界設定の背景の好奇心）が薄れているので、引き続き読むかどうかは微妙かも(^^;)
