思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

『戦狼 ウルフ・オブ・ウォー』☆☆☆

『……パレスチナ戦線』が第1作で、本作は原題にもあるように『2』なのだ。こんな順番入れ替わり輸入は、香港映画にちょくちょくある、逆に香港映画以外ではあまりないパターンである。
いちおう主人公の元上官の回想とか(回想にしか出てこない)もあるが、本作単独でも問題ない。
内容じたいは、中共のアフリカ浸出を肯定するプロパガンダ臭がプンプンするが、まあ措いておこう。
唯一良かったのが、終盤で戦車と戦うところ。一見、増加装甲つきのTー90のようだが、その下の砲塔がお椀型。こういうタイプもあるのかな?映画用のなんちゃってTー90?
それはともかく、高低差を利用して上からのし掛かったり、ワイヤーででんぐり返しさせたり、『ガルパン』の影響? と思うくらい。どっちが先かは微妙だけど。
軍事リアリティ的には疑問だが、巡洋艦からそこへミサイルをぶっぱなし足り、というサービスもある。