思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

追記
『18倫』
展開は、何もかも綺麗事すぎ。AV制作会社の社長がみな世の中の役に立つ仕事としてやっているのかどうか……。あとはAV女優への扱い。『名前のない女たち』的な面は描かれないのだ。まあ、そこまでの時間もないのだが……。


『宝くじで一億円当たった人の末路』鈴木信行
☆☆☆★
日経BP
実に興味深いタイトルだが、中身は鈴木みそみたいな、色々なジャンルの専門家に話を聞くルポルタージュ。タイトルの内容は第1章のもの。結論は、当たっても不幸しかない、というもの。
「小さなメーカーは、必ずしも「全員が欲しい商品」を開発する必要はないのです。そんな商品ばかり作ってしまえば、あっという間に大企業が参入してきて価格競争に巻き込まれる。賛同してくれる人は一部だけれど、その一部の人はすごく欲しがる。そんな商品が理想です。」