思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

アーマーモデリング
演出と真実特集。要するに、ウェザリングを、ほぼゼロから、普通にやったものまで並べただけの、テーマとも言えない特集とも言えないもの。斉藤軍団による新車仕上げから、竹内アルコール落としや吉岡超絶仕上げまで。


『スケールアヴィエーション』32トムキャット特集。田宮の名キットに、艦船モデラーの第一人者であるTakumi明春氏が挑む。工作から、塗装まで、丁寧にハウツーを紹介している。
また、アフターパーツ紹介、フライトスーツなどの周辺図解も。
32ではないが、イラン仕様、アグレッサー=フランカー迷彩、いわゆるブラックバニーのグロス仕上げ作例も。特にブラックバニーは、基本塗装とクリアーをそれぞれ薄く5回ほど重ねるというカーモデル的塗装法に注目(どうせなら各段階ごとの途中写真を載せて欲しかった)。
松本州平の「改造」コーナーでは複葉機の筆塗り迷彩が凄い。

モデルグラフィックス
ロシア航空機特集。表紙ビジュアルは統一されているが、特集タイトルは別物。特集の巻頭言で明かされている通り、実質的には「ワルシャワ条約機構 天の巻」である。天の巻が先じゃないの?と不思議に思っていたのだが、天地を陸空にそれぞれ対応させてたのね(´Д`)
私的には昔の話であるソ連機亡命事件から、ハセガワのキット開発裏話も非常に興味深い。
ラインナップも戦闘機だけでなく、爆撃機、ヘリまで網羅し、海外(B級)キット紹介など、ものすごい情報量。
おまけ的に、巻末には東西戦略原潜のキットもある。

『ZOE』版ビックバイパーの作例を持ってデザイナーの新川氏にインタビューに行く、(1ページではあるが)好企画も。