『大日本サムライガール(5)』
☆☆☆☆
杏奈の移籍は、さすがに都合良すぎると思うが…。まあ、ラノベだことこんなもんなのか…。ドーナツ店の買収のイベントも、特に必要だとも思えないのだが…。これが後々の伏線になっているとしたら凄いが。経営危機のひまりんプロを救うのかな?
それよりも、杏奈移籍に絡んで企業買収についての蘊蓄が面白かった。
党員が三万を超えた大日本大志会がイベントを開くのだが、右翼イベントなら当然「君が代」を歌うべきなのだが、描写がなかったのが気になった。
最後は神楽に対して色々なところからアプローチがある。民主党幹部でも日本国憲法の成立過程の問題は把握している、という描写はフィクションなのか、ノンフィクションなのか…?
ラストは、とうとうアメリカ様のお出まし。
大日本サムライガール 5 (星海社FICTIONS) 至道 流星 まごまご 講談社 2013-04-16 |