和田裕美『誰でもリーダーになれる3つの約束』
こういうタイトルだが、エピローグには
「愛のない人に人を育てることなんてできないからです。 だから、愛情を持てない人には土台がなく、こんな人はリーダーに向かないし、ならないほうがいいと私は思うのです。」
とある。タイトルは編集者がつけたのかな?
内容は、著者の講演録みたいな感じで、口語体で、会話主体で、自分のエピソードを開陳するようなスタイル。まあいわば、テレビの再現VTR中心の番組を見ているような感じで読める。
「リーダーは「会社のためにやれ」とは言ってはいけないのです。 終始、「自分のためにやれ、それが周囲のためになる」と言い続けるのです。」
「褒め合う環境って、リーダーが最初は一人で作っていくものなんだ。リーダーの率先垂範で生まれるものなんだ」