『時の地図(上)』
☆☆★
ページをめくるのが止められないとか、大仰なこが書いてあるが、これ、面白いかなあ…(´Д`)
タイムトラベルが全てお芝居、というのはちょっと面白いし、関連して過去に行って殺人を止めても、帰って来られるのは元の殺人事件があった世界。殺人を止めた世界はパラレルワールドとして別個に存続している、という考え方はなるほどと思わされる(本作では、タイムトラベルがお芝居であることのペテンの言い訳として説明されるのだが)。
このノリが続くなら下巻も読む意味はないのだが、果たしてミステリー的、あるいはSF的なオチはあるのだろか?