『ホビット 失われた竜の王国』
☆☆☆★
三時間は長いなあ…と思ってたが、そこまで退屈しなかった。だが、主にバトルシーンはどこも半分に縮められると思う。
怪獣映画ファンとしては竜のスマウグが注目されたのだが、CGの完成度的には文句のつけどころがないのに、興奮するものがないのだ。これはたぶん絵コンテやレイアウト的に、「見え」「決めカット(決めポーズではない)」に当たるものがないからだろう。
スマウグよりも、CGかセットかはわからないが、文字通り山のような金の財宝には唸らされた。
湖の港町の全景はミニチュア?エルフの国の美術も素晴らしかった。
ドラマ的にエルフとドワーフの恋模様なんてトールキンへの冒涜!
『イオンを知る』
☆☆☆
イオン化の理解的説明で、中学(高校だったっけ?)の復習と言っていい。
ただ、理屈は分かるが、なぜ砂糖がイオン化しないのか、イオンと電気の違いは、いわゆる滝の近くのマイナスイオンの正体(私的には単なる水しぶき、細かい水滴だと思うが)など、もう一歩突っ込んだ解説がない。そのへんも含めて良くも悪くも教科書的。