思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

『起動帝国オービタリア(1)』
☆☆☆★

なんか宮崎アニメみたいなレトロフューチャーなロボットと、『マトリックス』というか、まあありがちな異世界・夢オチ的設定。
だがしかし、超巨大ロボが起動そして立ち上がるところにたっぷりページを取って見せる演出は、「分かってる」証拠であり、なんとも燃える・感動する。
パソコン作画のせいかどうか分からないが、画面が濃い・くどいのがちょっと残念。


『シェイファー・ハウンド(1)』
☆☆☆☆

副題に「知られざる」とあるんだから、実際に存在したのかもしれないが、漫画を読む限りとてもそうとは思えない女性のみで編成された第二次大戦中のドイツ軍戦車部隊(といっても戦車1、2台だが)の話。
ヤングキング」連載らしくエロ、グロに容赦がないが、逆に欧米人の戦争をリアルに描いているように思う。
絵は山口譲司とか『当て屋の椿』みたいで、基本的にはメカもキャラも上手いほう。