思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

『火の鳥(6)』


☆☆☆★

望郷編

未来。駆け落ちした2人は、辺境の惑星へ辿り着く。たった2人で子孫を増やそうとするが、なぜか女子が生まれない。人工冬眠を繰り返してまで、成長した息子を相手に近親相姦を繰り返すのだが。最終的には、火の鳥の手助けで、ムービーを相手に子作りをする。
世代を重ね、エデンと名づけられた惑星は、人類とムービーの混血種の惑星となっていた。彼らは、目は開かず、耳もない。
子孫の1人と、『ハイウェイ惑星』ばりの色々な惑星を巡って地球へ帰ったものの、そのは鎖国社会となっていて、二人も追われる運命に。
とりあえず、シリーズとては、前の復活編に出てきたチヒロ型ロボットが出てくるのがポイント。でも、ロビタのときほど重要なリンクではなく、ゲスト的な登場。
本作では、火の鳥が『世にも奇妙な物語』のタモリ的なナレーションとかするのは、ちょっとでしゃばりというか、火の鳥のキャラ化が進みすぎてる気がした。