☆☆☆☆★
久しぶりというか、H D版としては発売視聴。
良い言葉ではないのだが、リアルというより、ディスティニーとは違った、ぬるぬる動く作画、ぬめぬめした動きのエフェクトは、現在でも全く遜色ない……どころか、安彦監督自身による『オリジン』ですら再現できない(年齢と共に趣向が変わって、そもそもやる気がないのかもしれないが)、ロストテクノロジー/オーパーツ的傑作。
それと富野セリフ、詰めに詰めたテンポの三拍子揃った大傑作だ。
例えば冒頭の、シャアとドレンの会話が終わるや否や、文字通り間、髪を入れず行動を指示する。ブライトの「回避運動任せる」の後、ミライが舵を切るまでの最低限の間と、劇伴が入るタイミングなどそれだけで感動するほど素晴らしい。
こんな感じでいくらでも書けるが、このへんにしておく。
決して懐古趣味だけではない傑作!