思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

『片腕必殺剣』

☆☆★

古い香港映画。ほほ、スタジオ撮影ということとか、剣がどう見ても竹光だとか、日本の戦後のチャンバラ映画みたい。
動きも「よっ、よっ、ほっ(ジャンプしてる)」みたいな感じで、シャープさがない。蹴りがほとんどないのもチープさの要因だ。特に片腕なら、より、蹴りを修行すると思うのだが……。
こうして見ると、ブルース・リーリー・リンチェイ以前と以後で、カンフー映画が速度が革命的に変わったことがよく分かる(´Д`)
本作の特徴は、十手のような、鍵付きの剣だ。それで剣を封じながら、短刀で腹を刺すのが敵の流派の必殺技だ。
だが、主人公は、それを破るのに、合理的な技ではなくら気合いと瞬発力で勝つだけなのが物足りない。
余談ながら、主人公のルックスが渡部裕太みたいで覚えやすかった(^^;)