思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

ドローン・オブ・ウォー
☆☆☆
映画の評論とかあらすじで知っていたが、自分で見てみると、それ以上のものがない。
アメリカの砂漠の基地にあるコンテナ(カラオケボックスみたい)から、中東の上空3000メートルにあるドローンを操縦する。パイロットは交代制で、夜には家に帰るのだ。
監視・攻撃対象からは知られることもない、一方的な殺戮である。その攻撃対象は、タリバンの司令官から、巻き添えになる一般人にまで及ぶ。そんなんだから、操縦者は次第に精神を病んでいく。
はっきり言ってそれが全てなので、本来は30分のドラマで十分なのだ。さすがに2時間は超えないものの、1時間半もやるような話ではないだろう。
面白いのは、主人公が駈るドローンは、その姿すら見えないのだ。序盤で友軍機らしい同型機と一瞬すれ違うところに移るくらい。

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ポニーキャニオン 2016-03-16


『水溶きアクリル筆塗りテクニック』
☆☆☆★

期待したのは、タミヤアクリルは言うまでもないだろうが、水性ホビーカラー、アクリジョン、ファレホ、など、それぞれの水性塗料それぞれの使い方(のコツ)を解説したもの。
ところが、本書に載っているのはタミヤアクリルのみ。「それならタイトルはタミヤアクリルってつけろよ!(`д´)」と言いたいが、まあアクリジョンの筆塗りの参考にならなくはない。
中でも興味深かったのが、タミヤアクリルは、薄め液ではなく、水で溶く方が良い、という事。あとは、重ね塗りは基本なのだが、2回目以降はさらに薄めに塗る、ということ。
ちなみに、アクリジョンはエッチングパーツのプライマーとして使える、として一度だけ出てくる。
おまけ的に、ラスト2ページに水性ホビーカラー、アクリジョン、ファレホ、さらにシタデルカラー(これは模型誌でもほとんど出てこない)の特性についても書かれている。

リビングで塗れるプラモ 水溶きアクリル筆塗りテクニックリビングで塗れるプラモ 水溶きアクリル筆塗りテクニック
秋友 克也 石井 栄次

新紀元社 2017-05-16


アーマーモデリング 2013年08月号』
☆☆☆★
特集は、戦車模型塗装の基本について上原直之が紹介する、というもの。
何と言っても、中古なのに特典DVDがついていたのが嬉しい。
なので感想はほぼそっち。
戦車モデラーにとっては、最も知りたいのが「アルコール落とし」だろう。エアブラシで吹いた、まさにその直後にアルコールびちゃびちゃの筆で、こするというよりさっさっと洗い流すという技法が動画で見られるのは嬉しい。

Armour Modelling (アーマーモデリング) 2013年 08月号 [雑誌]Armour Modelling (アーマーモデリング) 2013年 08月号 [雑誌]

大日本絵画 2013-07-13


アーマーモデリング 2015年05月号』
☆☆☆★
「塗装の常識・非常識」ということだが、要するに基本塗装の解説。現在は「戦車模型のはじめかた」に収録されている。
今月号の目玉は、実は「マッサイ野原の気になる噂を大検証」である(^_^;)

Armour Modelling 2015年 05 月号 [雑誌]Armour Modelling 2015年 05 月号 [雑誌]

大日本絵画 2015-04-13

アーマーモデリング 2012年11月号』
☆☆★
特集は「塗料徹底攻略」。本誌でよくある、過去の誌面を再構成した(手抜き)企画だ。作例が集まらなかったのかなぁ…(´д`)
しかしながら、巻末のニューキット特集の作例は渋いものが多い。戦車回収車仕様のメルカバ、トータス、T-64ヴィネットなどなど。どれも緑系だなぁ…。

Armour Modelling (アーマーモデリング) 2012年 11月号 [雑誌]Armour Modelling (アーマーモデリング) 2012年 11月号 [雑誌]

大日本絵画 2012-10-13