『賭ケグルイ(5)』
☆☆☆★
今回のギャンブルは選択ポーカー。賭け金が高い方が通常の順番か逆か(いわゆる大富豪における革命)選べる、というものだ。
改めて、本作は単なるハッタリ(ブラフ)のマンガなのだと分かる。『カイジ』や『ライアー・ゲーム』のような騙し合い、必勝法の発見による頭脳戦がみたい私には、そろそろ飽きてきたかも……。金額的にも、百億とか言われても、リアリティがないし。
生徒会の仮面をつけた女、要するに『ファイブスター』におけるハインドでしょ?
『空母いぶき(2)』
☆☆☆☆
中国軍の侵攻で沖縄の末端が占領される。空母艦隊にも潜水艦が迫る。状況的には『沈黙の艦隊』ほど切迫していないが、現実感としては格段にピリピリしている。戦死者も出て、海上警備行動から、ついには防衛出動。
中国軍と政府の日本への対応も、いかにもあり得る傲岸不遜ぶりである。