思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

『空母いぶき(1)』かわぐちかいじ
☆☆☆☆

存在は知っていたが、なんとなく内容は想像がつくのでスルーしていた。
が、潮匡人と百田直樹が大絶賛していたので読んでみた。
これは二一世紀版『沈黙の艦隊』だ!
同作を知っている人には、これだけで十分読む気になるだろう。「やまと」に当たるのが「空母いぶき」という訳だ。
いぶきのデザインが半分スキージャンプ型カタパルトでもうひとつなのが惜しい。でも、やまとと同じく、巻を重ねるとデザインも洗練されて行くかな……?

内容とは関係ないが、やはり本は電子ではなく実物で読まないとアカンね。
「軍事衝突など…絶対にあってはならぬことだ。
だが…
わが国土国民のために命を賭ける覚悟がなくては、我々は自らを軍人とは呼べぬ。」