『空母いぶき(4)』
☆☆☆☆
当然のことながら中国との交渉は決裂。与那国島奪還のための「はやぶさ」作戦が始動した。
まずは早期警戒機を叩くのが現代戦の常道である。
ビッグコミックという単行本のせいか、あらすじも作者のことばもないのが不満。せめて見開きで登場人物一覧くらいつけてほしい。名前のあるキャラだけでも膨大な数に登る作品なだけに。
『空母いぶき(3)』
☆☆☆☆
ステルス機どうしの空中戦。ドッグファイトのGが表現されて、緊迫感が伝わったくる。キルレシオ4対1だが日本人死者はなし、という結果も、妥当なところか。
潜水艦戦は『沈黙の艦隊』を踏まえたもの。
「いつまで俺たち軍人、いや現場に、政治を背負わせる気だ!」
潜水艦艦長のセリフ。