スタッフインタビューが、ブルーレイのブックレットとほぼ同じ。一部変更もある感じなので、こちらが完全版という扱いなのかもしれない。
見所。
島田フミカネのキャラ原案イラストが掲載されていること。これは劇場版新キャラのみ。
劇場版のフィルムストーリーがあるが、あくまでも説明のみ。せめて映像ソフトのコメンタリー的なマニアックな解説が欲しかったところ。
劇場版の戦車の解説は、文字解説も意外と文章が多いし、何より対戦車戦の装甲貫通力と、砲塔正面、側面、車体の前面、側面、後方など、図解している。これは、そこいらの戦車専門書にもないくらいの細かさである。
スタッフのお遊び的な、1カットだけ画面の端っこに写っている(描いている)メカについても紹介(できれば解説が欲しかったが)しているのが嬉しい。この辺りは『カメダス』(『こち亀』の百科事典風ムック)と同じ発想である。
劇場版の多種多様な特典グッズのイラストも完全(?)網羅も凄い。
ガールズ&パンツァー 劇場版 コンプリートブック メガミマガジン編集部 学研プラス 2016-06-28 |