井上和幸『あたりまえだけどなかなかできない 係長・主任のルール』
「係長・主任になったら、まずやるべきは、会社から与えてもらった権限の行使の前に、チームメンバーとしっかり理解し合い人間関係を築き、自分のチームがこれから何を成し遂げるのかを明確に設定しメンバーとしっかり共有することなのだ。」
「仕事の中で、自分はどんな業務や作業が好きで、ストレス発散になるか。(略)「他人は嫌がる、めんどくさがること」なのに自分は全く苦にならないのだから、嫌がる人達に代わって、自分は喜んで担当してあげられる。」
「時間にルーズだということは、あらゆる仕事の納期設定が甘い、あるいは期限を死守するチカラがない、ということを、周囲に公言してまわっているようなものだ。(略)万が一リーダーが時間にルーズだとすると、そのチームの目標達成力は著しく低い、ということを証明してしまう。」
「チームの部下を採用することになったら、「仕事が好き」で「性格がよい」人物を採用しよう。」
「それは「売れた」のか。それとも「売った」のか。(略)差は、どこにあるのか? それは、結果を導くシナリオや公式があったかどうかだ。二流の営業マンは受注結果に喜び、一流の営業マンは受注シナリオ通りに運んだことを喜ぶ。 係長・主任の君は、“型”を発見することにどん欲になり、それを方程式化し、チームで使ってみよう。」