思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

ガンダム漫画』にくらべると、やっぱりインパクト弱いかなあ…。
原作が50話近くある30年前の作品と、その半分の話数しかない15年前の作品だと、やはり原作の差が現れているのかもしれない。
古典であればあるほど、茶化した時の面白さも大きいしね。(笑いの基本、緊張と緩和の理論)
私的には拘束具の話と使徒を喰う話は面白かったが。

トニーたけざきのエヴァンゲリオン (角川コミックス・エース 113-4)トニーたけざきのエヴァンゲリオン (角川コミックス・エース 113-4)
トニー たけざき カラー

角川書店(角川グループパブリッシング) 2011-10-01

いきなり最終回」の手塚治虫バージョンというところか。
みなもと先生が監修と解説を書いているということで読んでみた。
マンガと解説はいいのだが、構成が最悪。
手塚作品の醍醐味というか最大の特徴である複数ある別バージョンも掲載されているのだが、どれがどれだか分からないのだ。
あとがきから察するに、編集者がみなもと先生に丸投げしようとしたのと、先生は解説だけ書くと思ってたのがお見合いしたんじゃないか?
こういう場合は編集者が責任をもってちゃんとした構成にするべきであろう。
しかし、『リボンの騎士』の最終回はよく分からなかったなあ…。

手塚治虫WORLD 少年マンガ編 これがホントの最終回だ!手塚治虫WORLD 少年マンガ編 これがホントの最終回だ!
手塚 治虫 みなもと 太郎

ゴマブックス 2008-05-01