思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

2006-11-22から1日間の記事一覧

『顔』開始

『プラットホームに吠える』読了

このタイトルの意味は、「狛犬と鉄道ミステリ」ということ。バカミス度は低めだが、そのぶん本格度は高い。特にラストに続けざまに明かされる手がかりの連鎖と真相は、作者ならではのもの。 ただ、唯一の不満は、序盤の大きな牽引力になっている「足だらけの…

『悪党たちは千里を走る』読了

貫井徳郎にしては珍しくというか、テーマ性も低い、普通の娯楽小説。 いちおう(二重)誘拐ものミステリとしてのジャンルに入るのだが、真相解明のカタルシスはあまりない。 詐欺師たちが主人公ということで、宮部みゆきの『ステップファザー・ステップ』の…

輪廻

確かに言われた通り、ある意味爆笑ものの映画だわ(^^;) ツッコミ所満載だが、良かったところもある。面倒なので列挙します。(ネタバレあり)良かったところ。 予告編にもある、ホテルのロビーで、優香をナメてゾンビたちが迫ってくるカット。かすれた感じの…