☆☆☆★
クロエちゃん主演の侵略もの。
映画の冒頭から、いきなり巨大宇宙船が地球の各地の上空に浮かぶあたりは、『インディペンデンス・デイ』か『第九地区』か、というテンポの良さ。
次々に、物理的ならざる攻撃を仕掛けてくるあたりは、うまく描けばコアなSFファンを納得させる作品になったはずなのだが、どうも中途半端。そもそも、1週間経ったら、8つの波がどんな攻撃だったか思い出せない(^^;) ひとつは、電気機器が使えなくなる、というもの。『サバイバル・ファミリー』なんかでもあったやつ。
なので、ストーリーとしては、終末サバイバルもので、はぐれた弟をクロエちゃんが探す話。
弟のほうは、軍に招集され、対エイリアンの少年兵部隊として訓練される。特殊なスカウターをかけると、脳に寄生したエイリアンが見分けられるというのだ。
とりあえず、どうやって勝った/負けたのか、さっぱり覚えていないという時点で、あんまり面白くない、ってことかも(^^;)
以下ネタバレ
ただし、エイリアンの第九波が、軍人に寄生して、偽スカウターを開発して、人間同士で殺し合いをさせよう、というアイデアは(ほこまで独創的でもないけど)ちょっと面白いかも。